当ブログでは「ライフステージと共に成長する」コア・サテライト戦略を紹介します。
コアは「リスクを抑える投資信託」サテライトは「安全域を確保した個別株と暗号資産」です。
コアとサテライトの定義は個人により異なってOKです。重要なのは、自分に合った定義を決めること。
私の場合、投資目的と使う可能性のある時期で、コアとサテライトを分類しています。
投資先 | 使う時期 | 投資目的 | |
コア | 投資信託 | 短中期 | 資産をまもる |
サテライト | 個別株と暗号資産 | 中長期 | 資産をふやす |
「リスクを抑える投資信託」短中期的に資産をまもる
資産をまもるとは?
日本の物価は今後年間3%程度のインフレが見込まれています。
インフレとは、お金の価値が下がり、同じ物を同じ値段で買えなくなる現象。
「資産をまもる」とは、最低でも年間3%の資産増加を安定的に確保することです。
インデックス×アクティブ投資でリスクを抑える
私はインデックス投資とアクティブ投資を組合せ、安定的に年間10%程度の資産増加を目指しています。
アクティブ投資信託を組み合わせる理由は、市場平均のリスクを下回るためです。
アクティブ投資信託は「市場平均のリターンを上回ることを目指すため」ではなく「市場平均のリスクを下回ることを目指すため」投資するものと位置付けています。
私のライフステージは現在「子育て」にあり、3~10年内に資産を使う可能性があります。
そのためコア資産は、使いたい時に確実に利用できる資産であるべきと考えています。
インデックス投資の短中期的なリスク
100%株式のインデックス投資信託(全世界株式オルカンやS&P500)は、中長期的には確実に資産を増やすことができます。
しかし、私が求める短中期の時間軸では、ボラティリティ(値動きの幅)が意外と大きいことがあります。
短中期では12~38%程度の目減りリスクがあり、このリスクを抑えることをコアの投資方針にしています。
「安全域を確保した個別株と暗号資産」中長期的に資産をふやす
将来に備えて資産をふやす
「子育て」のライフステージが終わった時、私はまだ約40年の人生を過ごすことになります。その人生を豊かにするため、今から資産を増やすための準備を行っています。
そのための資産がサテライトであり、投資の楽しさを味わえる「個別株」と「暗号資産」を採用しています。しかし、株価や暗号資産価格を毎日確認することは避けたい。
そこで、安全域を確保した割安な銘柄を値下がり時に購入し、中長期で保有するバイアンドホールド戦略を採用しています。
株式投資とは「会社の価値」を応援すること
株式投資は「会社の価値」を応援することです。
応援が多ければ株価が上がり、その企業の価値(時価総額)も上がります。これが株式投資の仕組みです。
私が応援したい企業は、財務面が安定しており、利益をしっかりと上げているものの人気がない企業です。これにより、株価の暴落リスクを抑え、中長期的に人気が出ることを期待しています。
安全域を確保し割安な株式に投資する
私は割安性の判断に2つの指標を用い、一次スクリーニングをしています。
1つ目は、資産の割安性を判断するためのネットキャッシュ比率です。
サラリーマン投資家として長者番付一位に輝いた清原達郎氏「市場は誰に微笑むのか」にて提唱している指数です。
1より大きければ、その会社が保有する流動性資産でその会社の株を全て買えてしまうということです。
ウォーレン・バフェットの師匠ベンジャミン・グレアムが提唱した「ネットネット株指数」「ミックス係数」も補助指数として利用しています。
2つ目の指標は、利益の割安性を判断するためのPER(株価収益率)です。
PERが低い銘柄は、利益を上げているにもかかわらず人気がなく、株価が低い企業です。
PERが低いということは将来性が低い可能性もあるため、成長性も別途評価をし投資判断を行います。
暗号資産投資の意味を考える
私は、暗号資産投資と株式投資とを同じ概念で捉えています。
株式投資は、企業の存在価値を応援し、その対価として株券を取得し、株主権利を得る仕組みでした。
暗号資産投資は、ブロックチェーン技術を用いたプロジェクトを応援し、その対価として暗号資産コインを取得し、所有者権利を得る仕組みといえます。
暗号資産は株券に相当し「プロジェクトの目的や理念」に投資をしていることを理解する必要があります。暗号資産そのものに投資をしている訳ではないということです。
ブロックチェーン技術は新しい社会の仕組みを創る夢のある技術です。中長期的に応援をすることで、社会に価値を提供するプロジェクトを応援し、暗号資産を長期保有するバイアンドホールド戦略を採用しています。
株式投資との最大の違いは税金です。暗号資産で得た利益は、雑所得となり給与所得との総合課税になります。この点からも短期売買はせず長期保有を前提としています。
まとめ
ライフステージに合わせてリスクとリターンをコントロールするコアサテライト戦略について紹介しました。
具体的な投資商品や詳しい投資方針は別記事にて掲載します。